疲れて帰ってきた時は、ついつい風呂も歯磨きもせずに布団へ直行。結婚してからはぐっと減ったけれど、独り身だった時は珍しい事じゃなかった。若い時は新陳代謝がいいし、体力と免疫力も高いから多少の無理は効いたのかもしれない。だけど、30歳も過ぎてからは、そんな事をすると翌朝は酷い口臭と体臭がしてしまう。調べてみると、歯の表面や隙間についたプラーク(歯垢)が臭いを発しているらしい。プラークとは細菌の集まったもので、黄白色でネバネバとした物質のこと。糖分を栄養にしてどんどんと増殖し、代謝物や発酵したものが口臭の大きな原因になるそうだ。そのまま放置しておくと口臭以外にも、虫歯や歯周病など様々な病気の原因にもなるらしい、唾液の中のミネラル成分と混ざり合うと石灰化して歯石となり、歯磨きでは落とせなくなってしまう。
歯周病とは、歯そのものではなく、歯ぐき(歯肉)や歯髄などの歯を支える歯周の炎症のこと。主な原因がプラークで、歴史上で最も感染者数の多い病気として、ギネスにも載っているというから驚きだ!歯を失う一番の原因とも言われ、何よりも歯周病による口臭は強烈。重度の歯周病に悩む知り合いがいるが、その臭いは半端じゃない。くるまの中のように狭い密閉空間での会話は、我慢できなくなってしまうほど臭い。面と向かって会話をしていなくても臭うと書けば、その強さがわかってもらえると思う。こまめなケアをして口臭に気を付けていても、防ぎきれないようだ。
身近にそのような人がいても、歯の汚れは無頓着になりがち。タバコや不規則な生活が歯周病の原因になるというのも、耳が痛い話だ。しかも歯周病が進行してからの治療はとても大変。早めにケアしておきたい。