歯周病や舌苔など、身体面に問題が無いのに臭いがする時は、食生活が原因かもしれない。朝食を抜いたり不規則な食事をとっていると、唾液の分泌が減ってしまうようだ。口の中が乾燥すると細菌が増えやすくなり、唾液による殺菌・洗浄も行われにくくなってしまう。ダイエットなどで食事制限をする人ほど、口臭の悩みが多くなる傾向があるらしい。規則正しい食事をしていても、早食いで噛む回数が少ないと唾液が充分に分泌されないようだ。職場にも、とにかく早食いの同僚がいるが、やはり唾液の分泌量が少ないことに悩んでいる。口臭に加えて乾燥した口の中が傷つきやすく、常に口内炎ができている状態らしい。早食いは消化にも良くないと言われているし、良く噛んで食べる事に越したことはないのだろう。
食生活と食べ方以外にも、食べ物の内容が口臭に関係してくる。食べると口臭が出るようになる食べ物としては、ニンニクやネギがよく知られている。胃や腸から臭いが出てくるだけではなく、臭い成分が血液を通って出てくるからだそうだ。同じように、お肉類などを食べると身体が酸性となり、口臭が発生しやすくなるらしい。一緒に野菜や海藻のようなアルカリ性の物を食べれば、pH値が保てて口臭予防になるんだとか。レモンなどの柑橘系、お茶などにも口臭を抑える成分が含まれていると言われている。
しかし、口臭予防のために食事内容を制限しすぎると、栄養バランスが崩れる可能性もある。好きな物を我慢する事がストレスとなって、口臭の原因にもなってしまいそう。食べ物による口臭は誰でも発生するものだから、過度に心配する必要はないのかもしれない。もちろん、食べる場面とその後の予定、食後のケアだけは気を付けたい。